ZOOM NEURIG、11月上旬に登場予定|つまみの動きまで再現する「DNA Engine」とは

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こんにちは、ギタリストのA24です。

ZOOMから、ちょっと気になる新機材の発表がありました。ギター用のアンプ&エフェクツ・ニューラルモデラー『NEURIG(ニューリグ)』です。

発売は2026年11月上旬の予定。ZOOM STORE価格は47,800円です。

まだ実機を弾いたレビュー記事ではありません。今回は、公式発表(2026年10月9日)をもとに、「何が新しいのか」「発売時点でどこまで使えるのか」を、買う前に知っておきたいポイントに絞ってまとめます。

目次

まず押さえたい3つのポイント

  • アンプの「音色」だけでなく、つまみを回したときの挙動まで再現する「DNA Engine」を搭載
  • オープンソースのNAM A2 Liteにネイティブ対応。コミュニティのNAMファイルを無料で取り込める
  • ただし、キャプチャ機能とSessionZ Storeは12月予定、ユーザー同士のシェア機能は2027年春予定。発売時点では使えない機能がある

この「発売時点では使えないものがある」という点だけは、買う前にしっかり押さえておきたいところです。詳しくは後半で整理します。

DNA Engineって、何が違うの?

これまでのモデリングやキャプチャは、ある設定での音色を切り取るイメージに近いものでした。NEURIGの「DNA(Dynamic Neural Archive)Engine」は、そこから一歩進んで、アンプの回路ブロックごとに最適なニューラル処理を割り当て、ノブ操作に伴う挙動そのものを学習させる方式だそうです。

つまり、GAINやEQのつまみを回したときに音がどう変わっていくか、その動きまで再現しようという考え方です。公式発表では、ピッキングの微細なタッチにもダイナミックに反応し、実機アンプを鳴らしているような弾き応えを目指しているとされています。

搭載するDNAモデルは、ギターアンプ10種類、アンプヘッド10種類、ドライブペダル10種類の合計30種類です。

NAM対応とTONE3000が広げる音色の幅

NEURIGは、オープンソースのNAM(Neural Amp Modeler)A2 Lite規格にネイティブ対応しています。専用アプリ「SessionZ Pedal」からコミュニティサイト「TONE3000」にアクセスすれば、700,000以上のNAMファイルを無料で取り込めるとされています。

憧れのヴィンテージアンプや、なかなか手に入らないブティックペダルのサウンドを、内蔵エフェクトと同じようにシグナルチェーンへ組み込める、というのが公式の説明です。

内蔵の音色も少なくありません。DNAモデル30種類、マルチレイヤーIRキャビネット22種類、モデリングアンプ22種類、エフェクト139種類で、合計213タイプです。IRは最大50個までロードできるとされています。

練習にもライブにも使いやすそうな作り

本体の作りも、日常使いを意識したものになっています。

  • 最大14エフェクトの同時使用。シリーズ/パラレル/スプリットのルーティングに対応
  • 4つのフットスイッチに音色を割り当てるRIG機能。クリーン、バッキング、ソロなどを、音切れなくシームレスに切り替えられるとされています。プリセットは75RIG×4音色の300種類
  • 2インチのデュアルタッチスクリーンで、メインメニューとサブメニューを同時表示
  • 充電式リチウムイオンバッテリーで約4.5時間の連続駆動。重さ850gで、ギターケースに収まるスリムなボディ
  • 48kHz/32bitフロート対応のUSBオーディオ・インターフェースとして、PCやスマホへの録音にも使える
  • Bluetoothオーディオでスマホの音楽を流しながらセッション可能。最長45秒のルーパーと内蔵チューナーも搭載

自宅で練習して、そのまま小規模ライブに持っていく、という使い方を想定している人には、かなり相性がよさそうです。

SessionZ Pedalでは、言葉でプロンプトを入力してAIがギターサウンドを生成する機能や、AIステム分離で耳コピ用のトラックを作る機能、フットスイッチでYouTubeなどの再生を操作する機能も案内されています。

買う前に知っておきたい、発売時点では使えない機能

ここが一番大事な注意点です。公式発表では、次の機能は発売後の提供とされています。

  • お気に入りのアンプやドライブペダルの音を取り込むキャプチャ機能:2026年12月リリース予定
  • DNAモデルの追加購入ができるSessionZ Store:2026年12月リリース予定
  • 世界中のユーザーと音色を共有できるシェア機能:2027年春リリース予定

つまり、発売直後にNEURIGを手にしても、キャプチャやストア、シェアはすぐには使えません。内蔵モデルとNAMファイルの読み込みを中心に楽しみ、12月以降のアップデートを待つ、というつもりでいたほうが、がっかりせずに済みそうです。

こんな人に向いていそう

  • アンプとエフェクターを1台にまとめて、持ち運びを軽くしたい人
  • 実機アンプのつまみの感触や弾き応えを、モデラーでもなるべく残したい人
  • NAMやTONE3000の音色を試してみたい人
  • 自宅練習から録音、小規模ライブまで1台でまかないたい人

逆に、「自分のアンプをすぐキャプチャして使いたい」「発売日にシェア機能までフルで使いたい」という人は、12月以降のアップデートを待ってから検討するのも一つの手です。

主な仕様(公式発表より)

項目 内容
製品名 ZOOM NEURIG(ニューリグ)
種別 ギター用アンプ&エフェクツ・ニューラルモデラー
発売時期 2026年11月上旬予定(2026年11月2日朝の再確認時点でも、正確な発売日は未公表)
価格 オープン価格、ZOOM STORE価格 47,800円
DNAモデル 30種類(ギターアンプ10、アンプヘッド10、ドライブペダル10)
その他 マルチレイヤーIRキャビネット22種類、モデリングアンプ22種類、エフェクト139種類(合計213タイプ)
同時使用エフェクト 最大14個
プリセット 300種類(75RIG×4音色)
画面 2インチ・デュアルタッチスクリーン
バッテリー 充電式リチウムイオン、約4.5時間の連続駆動
サイズ/重さ 236.4 × 120.6 × 54.2 mm/850g
オーディオ 48kHz/32bitフロート対応USBオーディオ・インターフェース、Bluetoothオーディオ
その他 ルーパー最長45秒、内蔵チューナー、3.5mm TRS MIDI入出力、SEND/RETURN端子

まとめ

NEURIGは、「音色」ではなく「アンプそのものの挙動」を再現しようとする、ZOOMの新しいモデラーです。47,800円という価格で、NAM対応やRIG機能、バッテリー駆動まで詰め込んできた点は、正直かなり気になります。

ただ、キャプチャやストア、シェアといった話題の機能は発売後の提供です。発売日が近づいたら、正確な発売日と販売店の案内をもう一度確認してから、自分の使い方に合うタイミングで検討するのがよさそうです。

→ ZOOM NEURIGをミュージックランドKEYで見る(現在入荷待ち)

発売日の続報が入ったら、このブログでも追ってお伝えします。

ではまたっ!次回もお楽しみに!


出典:株式会社ズーム プレスリリース(PR TIMES、2026年10月9日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000122390.html
※2026年11月2日朝に同ページを再確認。発売時期はなお「2026年11月上旬予定」で、正確な発売日は未公表でした。

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