【初心者向け】コンプレッサーエフェクターについて詳しく解説!

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コンプレッサー解説

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EYS音楽教室

A24

こんにちは、ギター歴30年A24(@a24guitarblog)です。

音楽やってると、よく聞くワード ” コンプレッサー ” 

ボーカル、ギター、ドラム、に限らずTVで話してるマイクにもコンプレッサーは掛かっています。

DAWなどではマスト(必須)なので理解しないといけないのですが、はっきり使い方わからないなーとか悩んでいませんか?そんな方に向けて今回記事を書きました。

今回は音楽で使うコンプレッサーについて、解説しています。こんなにシンプルで奥が深いエフェクターは類を見ません。シンプルなゆえに使い方は非常に難しいエフェクターです。

グルーヴ感やサスティン、余韻の聞かせ方でコントロールすることも可能です。

曲のアタック感を強調するか余韻を聞かせるかで、曲のグルーヴを調整することが可能になります。

コンプレッサーとは
コンプレッサーの中にも種類がある?
コンプレッサーの具体的な設定方法がわからない

こんな疑問で悩んでいる方に向けて記事を書きました。

簡単にできる設定方法等この記事を読んでもらえば設定の基本がわかるようになっています。

前半ではコンプレッサーの種類、記事後半では設定などについて解説していますので最後まで読んでください。

それではいきましょう!

目次

コンプレッサーとは

コンプレッサーとは、言葉の意味は「圧縮」です。

音楽で使うコンプレッサーは大きな音を圧縮してできたスペース分、小さい音を持ち上げて音を均一化させるエフェクトです。

音量のばらつきを無くすことによって音楽的に聴きやすくするものです。

コンプレッサーの重要な役割
  1. 入力のオーバーロードを抑えて機材を守る。
  2. 音の粒を揃えて各パートや曲全体を聞きやすくする。
  3. 歪ませることで音にインパクトを与える。
  4. グルーヴ感やサスティンで曲をコントロールする。

コンプレッサーの役割は主に上記のようになります。

使用する役割によって設定の仕方が変わるところが、コンプレッサーの難しいところですね。

そこを次項からもう少しかみ砕いていこうと思います。

コンプレッサーのタイプ

コンプレッサーの主な4タイプを紹介いたします。

FET(フェット)タイプ

アタックタイムを非常に速い設定が可能。通常のコンプレッサーだとミリ秒単位で設定されていますが、このタイプはマイクロ秒での設定が可能になっています。

VCA(ブイシーエー)タイプ

癖が少なくクリアな音質が特徴。薄く掛けても音がぐっと前に出てきます。

真空管タイプ

信号を通すだけで質感が変わる、薄い歪が足されることによって存在感が上がる感じです。

OPT(オプト光学式)タイプ

アタックタイムが遅く、自然な掛かり具合になるのが特徴。

これでできるコンプレッサーの具体的な設定方法!

COMPIMAGE

設定を覚える間に、まずは基本的な事を覚えましょう。

Threshold(しきい値)

信号がコンプレッションを作動させるポイントの事。

Ratio(比率)

しきい値を超えた音を圧縮する比率のことで、ゲインリダクションで超えた音が2なら1/2、4なら1/4になります。

Attack(アタック)

しきい値を超えた信号が減衰に達するまでの時間の設定。

Release(リリース)

きい値を下回った時に元の音量に戻るまでの時間の設定。

Output・Gain

圧縮されたことによって音量が下がるのでその音量バランスをとるため設定します。ついてないものは自動で設定しているものもあります。

初心者の方が設定しやすい方法を考えてみました試してみてください。

ドラムのスネアなどをループ再生しながら試してみてください。

4ステップで解説します。

STEP
まずはアタックを最速に設定

極端な設定からポイントを探るというやり方ですが、頭からガッツリかかるようにアタックタイムを最速にしてください。スレッショルドも小さめにかかりすぎぐらいで設定しておきましょう。

STEP
レシオを設定してアタックタイムを調節してみよう

Ratio(レシオ)の設定は3:1ぐらいで、音源をループ再生しながらアタックつまみを回していい具合の所を探しましょう。

STEP
リリースの設定をしましょう

リリースの設定で余韻の調節をしましょう。タイトな感じならリリースは遅めに設定しましょう。

サスティンを伸ばすならリリースの設定は短めに設定しましょう。

STEP
スレッショルドを設定しよう!

アタックとスレッショルドが決まったら、一度おもいっきりスレッショルドを上げてコンプが掛らない状態にします。スレッショルドを徐々に下げていき、ちょうどよいところを探しましょう。

ポンピング(音がうねうね)しないように気を付けて慎重に設定してください。

これで、設定する感覚を養っていけばよいと思います。

まとめです。

コンプレッサーとは大きな音を抑えてできたスペース分、小さい音を持ち上げて音の均一化させるエフェクトの事。

コンプレッサーの種類はFET(フェット)、VCA(ブイシーエー)、真空管、OPT(オプト光学式)の4タイプ。

イメージした音に合うタイプを選ぶと良いと思います。

シンプルなのに奥が深いエフェクターのコンプレッサーを使いこなすには音についての一層の理解が必要になると思います。

今回はこれまでです!ありがとうございました。ではまたっ!

コンプレッサー解説

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