【ギター初心者向け】踏めばわかるギターの音作り 抜ける歪み

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EYS音楽教室

A24

こんにちは、ギター歴30年A24(@a24guitarblog)です。

歪ませることによって、音が潰れて何を弾いてるのかわからない音になってしまってどうすれば良いか?こんな悩みありませんか?抜ける歪みについて解説します。

こういう悩みは弾き始めの頃は必ずあると思います。

この記事を読んでぜひ!解決していただければ幸いです。

音が抜けてこないな…
  1. 綺麗に歪ませたい
  2. 歪ませる時、音が潰れてよくわからなくなる
  3. バンドで音が抜けてこない

1番の解決法は、クリーンブースターの使用です。

人間の耳は歪みに対して非常に敏感という特性があります。

歪みを上げるとサスティンが伸びて気持ちよく弾けるのですが、音が潰れてしまうのが欠点です。

程よく歪ませて、クリーンブースターをかましてみてください。

音がぐんと前に出てくると思います。

なんなら掛けっぱなしにしたくなりますが、出どころはメリハリをつけた方が良いでしょう。

ボーカルのバックがギャンギャン鳴り響いてるのはどうかと思いますから。

音の抜けはバンドでギターを弾くと、最初に絶対つまずくところだと思います。

つまずいたことのないと言う方は、音が潰れて何を弾いてるのかわからない音で弾いてませんか?

音が抜けない原因は他にもいくつか考えられます。

音が抜けない要因
  1. EQの設定がドンシャリになっている
  2. 歪ませすぎている
  3. 空間系エフェクトのかけ過ぎ
  4. 弦が古くなっている

1つずつ解決する方法を解説します。

目次

1.EQの設定がドンシャリになっている

 これは、言わずと知れたよくあるパターンです。

最初は、歪ませる事に意識が行き過ぎて、アンプのBassとTrebleを上げ気味にしてしまうものです。

※ドンシャリ‥極端にいうとbass10・Middle2・treble8 みたいな設定のこと。ドンが低音、シャリが高音でドンシャリといいます。

Middleを上げると少しこもった硬めの音のイメージを受けてしまうために削り気味にしてしまうものです。

ギターにとって1番大事な帯域はMiddleです。ここを意識してEQを設定しましょう。

アンプのEQノブを一旦MAXに対して、50%のあたりで音を出してみて、不要な部分をカットした調整の方が音がまとまります。

カットすると音量が下がると思うので、ボリュームで調節してみて、まだ足りない帯域はブーストしてみると良いと思います。ゲインとボリュームをお間違えの無いように。

Trebleは少し抑えてMiddleを少しあげましょう。

レンジを広くするならpresenceを上げめにすると良いでしょう。

イコライザーについて詳しく解説しています。合わせてお読みください。

2.歪ませすぎている?

これも良くありますね。数値で設定するのではなく、自分で弾いた感触?というか、音の伸び具合(サスティンなど)自分が気持ちよく弾けるポイントを見つけて、そこからマイナス0.5〜1下げるぐらいがちょうど良いところだと思います(アンプによります)

コンプを効かせていると難しいですが、上級者になるとピッキングの強弱で歪ませ具合を調節したりしています。

歪ませすぎて気持ち良いのはギタリストだけです。

聞いてる方には何を弾いてるのかわからない状況になっていることが多いのです。

逆に歪ませることによってバッキングで壁のよう役割に徹するのもありだと思いますが

楽曲のイメージに合わせて、歪ませすぎるのは程々に。

3.空間系エフェクトのかけ過ぎ

ディレイやリバーブのかけ過ぎが原因で音が前に出てこなくなります。

ギターソロなどで空間系をオンにしたりすると思いますが、聴感的に音が前に出ていくわけではなく奥に引っ込み広がる感じにもなります。

気持ち良いのはソロを弾いている自分だけで音が小さくなった?て思われていると思います。

エフェクトのミックス、フィードバックは次の出音に被らない程度の量にしましょう。

できるならアンプのセンドリターンに空間系は繋ぐようにしましょう。

ディレイに関して詳しく解説した記事がありますので合わせてお読みください。

4.弦が古くなっている

これはついついめんどくさくて、変えずに弾いてもまぁそれなりに鳴るのですが、弦の酸化で音の煌びやかさや伸びは悪くなります。使用頻度に合わせて、2週間〜1ヶ月程度が目安で交換した方が良いです。(エリクサー等のコーティング弦はもう少し使えます)

弦を変えることによって、煌びやかさやサスティンは必ず変わりますので、ライブ前、レコーディング前には変えた方が良いです。

日頃、弾いた後には弦を乾いたタオルなどで拭いてあげるだけでも、長持ちするようになりますので、弾いた後の弦ケアは必ずやりましょう。

まとめ

  • EQのドンシャリ設定は、音抜けが悪いのでやめましょう。
  • 過度な歪みは、音が潰れて何を弾いてるのかわからなくなるので、歪ませすぎには注意しましょう。
  • 空間系エフェクトのかけ過ぎには注意しましょう。
  • 弦のメンテナンスはこまめに行いましょう。

いずれも最初はつまずくところだと思います。失敗は成功のもとです。

失敗したとは思わないで、ダメな方法を見つけたとポジティブに思いましょう!

今回はここまでです。ありがとうございました。ではまたっ!

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